こんにちは、沢田綱吉です。今、山梨(らしい)の葡萄園に(わざわざ)来ています。さわやかな秋晴れがとっても気持ちいいです。
こんな日は、気分もすがすがしく、すがすが、し、く………
「ねえ、綱吉、口開けて?」
……っ、なんっで、この人はこんな……!!
「ひ、ひばりさ、ちょ、恥ずかしいですから……」
「どうして?誰もいないのに」
そうですね、あなたが貸し切りにしちゃいましたからね葡萄園!
もっと、普通に遊ぶはずが……。
「……いや?」
……このっフェロモン全開で小首なんて傾げやがって……!!
雲雀さんの手には皮を剥かれたブドウ。すごく、みずみずしくっておいしそうなんだけど。
滴る果汁が、雲雀さんの手を濡らしていて。
……何というか、エロい。無駄に。
表情自体は無邪気なのに、目が楽しそうに(つーか心底愉快そう)輝いていて、もう、ほんとむかつく……。
「いっ……いやです……」
かろうじて抵抗。ただ、このひとその抵抗も楽しんでいるという(なんつードS)……。
「じゃあ、2択にしてあげる」
僕の手づから食べるか、口移しで食べるか
「手づからのほうでお願いします」
「じゃあ、はい」
完敗。そう、どうせ逆らえない。
くっ……なんで俺この人が好きなんだ本当に……。
目の前の親指と人差し指につままれたブドウを口に含む。しかたなし、雲雀さんの手も一緒に。じゅわり、と果汁が染み出して、うん、おいしいよ、ほんとに。
仕方なしに果肉ごと種も飲み込む。ふ、と手が差し出されたのでその手についた果汁をなめとっていく。したに、トンファーを握りつづけているせいでごつごつとした手のひらの感触が伝わってくる。
「……、つなよし」
「? はい?」
顔、エロい。
「っなあああああああああああ!!?」
二の句が継げない。何言ってんだこの人。
「エロいのはあんたでしょう!」
「だって綱吉があおるから」
「あおってねえし!」
「うるさい」
「ん、んんんんんっ!」
自分勝手、横暴、都合が悪くなれば、ほら、こんなふうに黙らせる。全くもって理不尽だ。それだってこの人には逆らえない。
本当に、惚れた弱みってなんてひどい!
あとがき
ヌエさんから相互リクで『葡萄狩りデート1827』……であってますよ、ね?(メモしたのに自分の記憶とそのメモに自信が持てない)(おい)
なんか、全然ブドウ狩りしてない……あーんさせてるだけになってる!
ごめんなさいヌエさん、かっ、かきなおせっていわれたら、かきなおしますよ!
こんなのでよければ、もらってやってください……!!
あ、もちろんヌエさん以外の方はお持ち帰りしちゃだめですよ!これはヌエさんのところにお嫁に行くのです!←
そんでもって蛇足なおまけ→
本当はエロに持ち込もうとしたなんて口が裂けても言えない……(言ってる)
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