「ひ、ヒバリさん、ヒバリさん、起きてください遅刻します〜」
「・・・・・・へーき、だよ。バイクだから」
「ええええ・・・・・」
ぎゅ、と綱吉を抱きしめて離さない雲雀は、ふわふわとした髪に顔をうずめ、また眠ろうとする。
「でも、今日、早いって昨日言ってたじゃないですか!」
そういうと、む、と眉の間にしわを寄せる。
「・・・・・・今何時」
時計に手を伸ばし、盤面を見る、と。
「・・・・・・・・・っ!!」
「ひゃ!」
がばり、と起き上がる。あわてて着替えに走る。
「だから言ったじゃないですかあ」
もう、とつぶやくと同じく着替えだす。ただし、こちらは少しゆっくりだ。もともと行動が遅いのと、雲雀に比べてやることが少ないからだ。
朝食も作るのは雲雀で、前に綱吉に作らせたらとても食べられないようなものが出てきたので仕方ない。その時は気合で食べたが。
綱吉が着替えてリビングに行くと、早くもバターとジャム、目玉焼きと牛乳とが置いてあり、台所のほうから「先に食べてて!」と声が飛んでくる。
むしゃむしゃと目玉焼きをほおばっていると目の前にトーストの乗った皿が置かれる。
相変わらず手際のいい。
綱吉が食べ終わるのと同時に雲雀も食べ終え(なぜだ)、食器を水につけると鞄をひっつかみ玄関に、と、扉をくぐる直前。
「あ、綱吉」
「え?」
呼ばれて振り向くと、唇に柔らかい感触。
「忘れてた」
「!」
「おはよう」
「・・・・・・おはようございます」
顔を真っ赤にすれば、雲雀は満足げに扉の外に。
「・・・・・・なんてひとだ」
文句を言うけれど、こんな顔で言っても説得力がないというのは重々承知していたので、いいや、と雲雀の背中に抱きついた。
あとがき
いつにもまして何も考えないで書いたやつ。
こっちにのせるにあたって、ちょっぴり改行とかしました。それだけ。
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